資本主義の向かう先

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資本家がなぜ儲かるのか?

それは商品に利潤を上乗せして、消費者からお金をかき集めているから。

利潤を上乗せしやすい産業と多数の消費者を相手にできる企業が儲けていける。

原材料を企業に売る時にも利潤が発生し、企業から消費者に売る時にも利潤が上乗せされる。

消費者の手に渡る時には原材料費なんて、ほんの少しであとはごてごてに纏わりついた資本家たちの利潤の絞り粕だけだ。

物を作った労力は当然報われるべきだし、それが金銭であることも当然だ。

しかしそれを支払ってもなお余るほどの、利潤を企業は消費者から毟りとっている。

機材を準備し大量に商品を生み出せるものは、必然的に儲かり、それ以外の人間はいつまでたっても儲かれない。

資本家が儲ける利潤と労働者の賃金のバランスが均衡に近いほどより平等な制度だけれども、今の社会制度は不均衡へと加速させているに過ぎない。

大企業のほうが儲かるのは、技術力が凄いとか効率化を極限までしているとかではなく、より多数の労働者から労働の成果を企業が盗みとれるからだ。

お金持ちが儲けやすく、貧乏人は成り上がりにくい制度。

それが資本主義だ。

どんどん資本家たちにお金が集まり、普通の人たちは痩せ細っていく。

それでも日本やアメリカはうまくいってるじゃないかって?

それは、自分たちより貧乏な国からお金を毟りとっているからさ。

言わば格差がないとうまく機能しない制度、それが資本主義。

格差が大きければ大きいほど、お金を吸い上げる機能が増す。

たぶん、自分勝手な人間ばかりのこの世の中ではいつか自分がお金持ちになれる夢を見せ、必死に競争させる制度が一番効率がいいのだと思う。

でもそろそろ人類自体が競争に疲れてきているような気もする。